和食には薬味や香辛料を添えることが多いです。

 

サンマに大根おろし、刺身にワサビ、
ウナギに山椒、トンカツに辛子などがそうです。

 

僕も定番の大根おろし、ワサビ、山椒などを
ふだんこれらと一緒に食べていますが、
昔から一緒に食べられているだけあって相性もバツグンです。

 

薬味や香辛料があることで、食材の美味しさを引き出しています。

 

当たり前のように一緒に食べている、
薬味や香辛料も、美味しさを引き出すだけ
ではなくきちんとした意味を持っています。

 

大根おろしやワサビ、山椒などは
腸の蠕動(ぜんどう)運動を活発にして
消化を促進し、食欲を増進させる働きがあります。

 

腸の蠕動運動
消化管などの臓器の収縮運動のことで、
内容物を移動させる役割をしている。
主に食道から直腸までの運動をいう。

 

また、肉や魚は人間の体内に入ると、
体温の温かさで腐敗が進み、下痢や便秘、
食あたりなどの原因になりますが、
薬味や香辛料が腸内発酵を防ぐという役割も持っています。

 

 

食物の味を酸味、苦味、甘味、辛味、
鹹(かん)味に別けた「五味」という言葉もあります。

 

「酸味」は筋肉や粘膜などを引き締めます。
(梅干し、レモン、リンゴなど)

「苦味」は体の熱を冷まして炎症を沈めます。
(緑茶、ミョウガ、ゴーヤーなど)

「甘味」は緊張を緩めます。
(ジャガイモ、大豆、鶏卵など)

「辛味」は体を温め、滞ったものを発散します。
(シソ、ニンニク、大根など)

「鹹味」は硬いものを柔らかくし、排泄を促します。
(昆布、イワシ、アサリなど)

 

食べ物は全て五味のどれかに分類され、
食物の味が違えば、体内での働きも異なります。

 

ぜひ、食物の持つ働きを活かして、
健康な食事を意識してください。

 

 

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