これから夏に向けて気温と湿度が上がり、
食中毒に注意しなければいけない季節がやってきます。

 

食中毒は食品が原因で起こる健康被害の中で一番多いものです。

 

僕にも食中毒になった経験がありますが、
高熱や吐き気、下痢が続き、3日ほど寝込みました。

 

食中毒にかかると本当に苦しいです。

 

ほかにも麻痺など神経障害が
起こる症状もあり、時には死に至ることさえあります。

 

食中毒を軽視することなく、普段からの予防が大切です。

下記に食中毒についての注意点をご紹介します。

 

食中毒の原因

厚生労働省のデータを見ると、
平成28年の1年間で食中毒の件数は1,139件、
患者数20,252人、死者14人と報告されています。

このデータは医師が食中毒と診断し、
保健所に報告があった人数のみですので
実際にはこれより、もっとたくさんの人が
食中毒にかかっていると推測されます。

 

毒キノコやフグなど
自然毒によるものは少なく、
約9割が細菌やウイルスといった微生物を原因とする食中毒です。

 

肉の生肉や加熱不足に注意

近年、肉の生食や加熱不足が原因で
カンピロバクターやサルモネラ属菌、
腸管出血性大腸菌(O157やO111など)の食中毒が増えています。

 

カンピロバクター
牛や豚、鶏、猫や犬などの腸の中にいる細菌。
吐き気や腹痛、水のような下痢が主な症状で、
初期症状では、発熱や頭痛、筋肉痛、倦怠感などがみられる。

 

サルモネラ属菌
同じく、牛や豚、鶏、猫や犬などの腸の中にいる細菌。
菌が 付着した食べ物を食べると
半日~2日後ぐらいで、激しい胃腸炎、
吐き気、おう吐、腹痛、下痢などの症状が現れる。

 

腸管出血性大腸菌(O157やO111など)
牛や豚などの家畜の腸の中にいる病原大腸菌の一つで
毒性の強いベロ毒素を出し、
腹痛や水のような下痢、出血性の下痢を引き起こす。

腸管出血性大腸菌は感染すると
溶血性尿毒症症候群を併発し、死に至る場合もあります。

溶血性尿毒症症候群(ようけつせいにょうどくしょうしょうこうぐん)
腎臓や脳などを侵す病気。
赤血球の破壊による貧血や、
血小板という出血を防ぐ細胞の減少や、
急性腎不全(じんふぜん)を引き起こしたりする。

 

特に抵抗力が弱い子どもや高齢者は
重症化しやすいので注意が必要です。

 

毎年、集団食中毒を起こすノロウイルスに注意

12月、1月がピークにはなりますが、
ノロウイルスは1年中発生しており、
食中毒患者の5割以上を占めます。

 

ノロウイルスは
人の腸の中でのみ増殖するウイルスで、
河口付近で養殖される二枚貝や
調理する人の手を介して食品が汚染し、
汚染された食べ物を食すことで発症します。

 

感染してから24時間~48時間で発病し、
嘔吐や下痢、腹痛、発熱、筋肉痛などの症状がでます。

 

通常は3日以内で治りますが、
こちらも子どもや高齢者は重症化することがあります。

 

ノロウイルスは食品だけでなく感染者の
嘔吐物や排泄物からも感染します。

 

汚物を処理する時は、
使い捨てのマスクと手袋をして、
新聞紙などで嘔吐物を吸い取ってから
ビニール袋へ密封して入れる。

衣服などが汚れたら、
他のものとは区別して洗い、
煮沸消毒した後に天日で乾かす
といった細心の対処が大切です。

 

 

食中毒は夏バテで免疫力が落ちているときも感染しやすくなります。

これからの季節は特に意識して、
生肉を食べるときや加熱不足には注意しましょう。

 

 

 


いつも応援感謝いたします。  
 

応援ありがとうございます。