先日、子供の自転車用のヘルメットを買いに、

家族で駅に隣接している家電量販店へ行きました。

 

その時、ビンゴカードが配られていて、

ビンゴになると商品がもらえるとのことだったので、

ちょっとみんなで寄ってみることにしました。

家電量販店に学ぶ高い確率で成約させるための仕掛けとは?
会場には、芸人風のおじさんがいて、液晶テレビを使って

ビンゴの抽選結果を大声で発表していました。

僕の奥さんは、いきなり一番最初にビンゴして1等が当りました。

電気ケトルでしたが、1,500円くらいの物だと思います。

子供たちもマスク1枚とうまい棒が3本当って喜んでいました。

 

その後に、家電量販店の売場責任者が出てきて言いました。

「今からここにいる方のみの限定でセールを行います。このセールは正月のチラシに5名限定で出して、あっという間に完売しました」

セール商品の内容は最新のタブレットとモバイルデータ通信カードのセット、

そしてニンテンドーの3DSのLLと好きなソフトを2個(その時は妖怪ウォッチのソフトを見せていました)で全部で12,800円だそうです。

全部を足した販売価格は50,000円くらいだそうです。

そこに10名ほどいた客は目を輝かせていました。

 

さらに、ビンゴの抽選結果を発表していた芸人風のおじさんが、

「1万円を切れないのか?」と強い口調で売場責任者に交渉を始めました。

売場責任者は、少し考えて「ちょっと上司に確認します」と

その場を離れていきました。

 

そして5分くらいして、戻ってきて言いました。

「わかりました、特別に9,800円にします」

すると、芸人風のおじさんが怒って言いました。

「何を言っているんだ1万円を切れって言ったんだ」

売場責任者:
「1万円切って9,800円にしたじゃないですか?」

芸人風のおじさん:
「1万円切るってことは12,800円を2,800円にすることだ」

売場責任者:
「・・・・・」

芸人風のおじさん:
「あんたこの売場の責任者なんだろ」

売場責任者:
「えーい、わかりました2,800円にします」

 

こんなやりとりがあって、

全部の販売価格が50,000円の商品が2,800円になりました。

即座に整理券が配られ、みんな慌ててもらっていました。

 

でも、そこにいた僕は、その整理券をもらいませんでした。

セール品の紹介のときに、小声で1回だけ言った言葉を聞いていたためです。

「月々5,000円の通信プランに入って」

そう、月々5,000円の通信プランに入らなければいけないのです。

こういうものは最低2年は払い続けることになります。

途中で解約すると高い違約金を払わせられるのです。

2年で12万円は払わないといけない計算です。

家電量販店に学ぶ高い確率で成約させるための仕掛けとは?

子供が「何で買わないの」と怒りながら言ってきました。

下の息子が3DSと妖怪ウォッチのソフトをほしがっていたのでなおさらです。

僕はさっきのは「芸人風のおじさんと売場責任者のお芝居だったんだよ」とも言えず、

息子をなだめました。

 

この一連のやり取りには、購入させるための様々な手法があります。

 

①最初に物をあげて断りずらくしている。

②ここにいる人限定という限定のお得感。

③正月に完売しているという実績の提示。

④3DSや妖怪ウォッチで子供を味方にする。

⑤安いと思っているものを更に安くしてダメ押しをしている。

 

もちろんすべて承知の上で買っている人もいると思いますが、

衝動買いした人がほとんどだと思います。

物を売るという立場からみると、とても勉強になります。

 


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