長野の僕の実家では、家の庭先に柿の木があります。

小さい頃は、その柿の木によじ登って、よく遊んでいました。

毎年秋になると沢山の実を付けてくれます。

渋柿なので二週間くらい焼酎で渋抜きをしてから、

おいしくいただきます。

 

家の柿の木は、何か手を加えることもなく、

自然のままに育っています。

虫に食べられることもなく、(たまにカラスに食べられてますが)

毎年、毎年、確実に実を付けてくれます。

 

昔から、「虫が食べる野菜はおいしい」とよく言われますが、

ふと、家の柿は虫が食べないけど「渋柿のせいかな」と思っていたら、

専業農家をやっている僕の親父が教えてくれました。

 

虫が寄ってくる柿と寄ってこない柿は、

何が違うかというと、それは肥料の違いだそうです。

 

家の柿のように自然になっている柿には、

もちろん肥料などやりませんが、

売られている柿のほとんどは、より甘く、

生産速度を速めて大量に採れるように肥料をやっています。

そしたら、結果的に虫がいっぱい寄ってくるようになり、

農薬を使って虫を撃退するんだそうです。

 

でも、今は体の健康のために農薬を使わないものを多くの人が望んでいます。

人間の利便性のために肥料をやり、農薬をまき、

そして、農薬を否定する。

 

矛盾を感ぜずにはいられません。

 

 

 


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