病気になったときに医師から処方される薬は
市販の風邪薬と違い、扱いが特別なものもあります。

たとえば、症状が治まれば服用を
止めていい薬とそうでない薬があります。

 

よく言われるのが抗生物質の薬で、
必ず飲みきるようにいわれます。

抗生物質は細菌を殺したり、
増殖を防ぐ効果がある薬です。

抗生物質を飲んで一定の細菌が死滅すると
熱や炎症が治まってきますが、
そこで止めてしまったことで、
死滅せずに残っていた強い菌が、
また増えてしまうことがあります。

ただ増えるだけならいいのですが、
菌が薬の耐性をつけてくるので、
同じ薬が効かなくなったりします。

そうなると、違う薬を飲むことになり、
これを繰り返すと、
薬への耐性の強い菌が増殖して、
最後には薬が効かない体になってしまいます。

したがって、
抗生物質は処方された量をしっかりと
飲みきり、完全に菌を死滅させることが大切です。

 

さて、薬は食後に飲んでいると思いますが、
糖を調整する糖尿病の薬など食前に飲むものもあります。

食後に糖が上がったあとでは効果がないからです。

 

食前・食後の服用とは基本的に胃の中で、
食べたものと薬が一緒になるかどうかの差です。

しかし、
中には間違えたら取り返しがつかない薬もあります。

例えば痛め止めの「アスピリン」という薬は
食前に飲むと胃壁を荒らして、
胃潰瘍ができる可能性もあります。

また、
ステロイド剤も胃の粘膜を傷つけやすい薬です。

強い刺激があり、胃壁を荒らしてしまう薬は
必ず食後に飲まなければいけません。

 

もちろん医師や薬剤師から薬をもらう時に、
説明されることですが、どんな効果があって
どのタイミングで飲むのかは、
しっかり理解しておきましょう。

 

また、「同じ症状だから」と
家族で薬の回し飲みをする人がいますが、
「同じ症状だから同じ病気」とは限りません。

奥さんは風邪だったけど、
自分は肺ガンだったということもありえます。

 

面倒だからといって、
安易に家にある薬で間に合わせようとせず、
必ず医師にみてもらうようにしてください。

 

 


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