以前、ニュースで「世界保健機関(WHO)が、ベーコンやハム、ソーセージなどの加工肉を1日50グラム食べると、

結腸や直腸のがんにかかるリスクが18%高まるという研究結果を発表した」

という記事がでていました。

WHO傘下の専門組織である国際がん研究機関は、

世界中の800の研究を精査した上で、

「人体において、加工肉の摂取が大腸がんを引き起こすことを示す十分な証拠」が得られたとしています。

記事の内容にもありましたが、

本来、ハム・ソーセージ・ベーコンといった加工食品は、

腐りやすい肉を長期保存するために燻製や塩漬けにしたものだったのですが、

現在は効率よく大量に生産するために、味や食感を整えたり、

発色を良くしたりする目的で食品添加物や化学調味料が使用されています。

つまり、人の健康より利益や販売コストが優先になっているわけです。

加工肉を扱っている食品メーカーの反発もありましたが、

ぜひ、これを機会に、加工肉の添加物を国で見直してほしいところです。

食べると甘い日本のハム

外国でおいしいハムを堪能した人が、日本のハムを食べると

「どうしてこんなに甘いのだろう」と気づくそうです。

それは肉を水ぶくれにして本来は必要としない、

水あめ、砂糖、ブドウ糖、乳糖などの「糖質」を加えて作るからです。

原材料表示で豚ロースの次に糖類の記載があるハムは

糖分がたっぷり入っています。

※原材料表示は量の多い順に表記されます。

少ない肉で大量生産

本来は乾塩法と湿塩法という製造方法があり、

どちらもじっくり時間をかけて作りますが、

日本で市販されているハムの多くは「即席」製法で作っています。

注射器のような装置で塩漬液を肉に注入して、

機械で肉をもみ続けて、急速になじませます。

そして水ぶくれさせれば、

少量の肉で大量のハムが速いスピードで、できるというわけです。

価格も生肉と同じくらい安くできます。

そして、この即席を可能としているのが添加物です。

添加物の詳細については触れませんが、

ハムやソーセージによく使われていて、

発ガン性が指摘される添加物を紹介します。

・保存料(ソルビン酸K)・・・長い期間売れ残ってもいいようにするため。

・リン酸塩・・・水ぶくれのハムの形を維持し、歯ざわりを保つため。

・発色剤(亜硝酸Na、亜硝酸K、硝酸K)・・・加熱、酸化による褐色化を防ぐため。

・コチニール色素(別名カルミン色素)・・・見栄えを良くするため。

本来はどれも必要のない添加物です。

これらがすべて含まれていないものがベストですが、

店頭ではなかなかお目にかかれないのが現実です。

これだけは避けたい添加物

●は特に毒性が強いもの
Na=ナトリウム K=カリウム Ca=カルシウム
【あ行】 用途
亜塩素酸Na 漂白剤
青1(青色1号) 着色料
青2(青色2号) 着色料
赤2(赤色2号) 着色料
赤3(赤色3号) 着色料
赤40(赤色40号) 着色料
赤102(赤色102号) 着色料
赤104(赤色104号) 着色料
赤105(赤色105号) 着色料
赤106(赤色106号) 着色料
亜硝酸Na 発色剤
アスパルテーム 甘味料
アセスルファムK 甘味料
亜硫酸Na 漂白剤
安息香酸 保存料
安息香酸Na 保存料
EDTA-Na 酸化防止剤
イマザリル 防カビ剤
ウコン色素 着色料
OPP 防カビ剤
OPP-Na 防カビ剤
【か行】
過酸化水素 漂白剤
カラギーナン(カラギナン) 増粘安定剤
黄4(黄色4号) 着色料
黄5(黄色5号) 着色料
クルクミン 着色料
【さ行】 用途名
サッカリン 甘味料
サッカリンNa 甘味料
次亜塩素酸水 殺菌料
次亜塩素酸Na 殺菌料
次亜硫酸Na 漂白剤
ジフェニル(DP) 防カビ剤
臭素酸K 小麦粉改良剤
硝酸K 発色剤
硝酸Na 発色剤
しらこ 保存料
しらこたん白 保存料
スクラロース 甘味料
ソルビン酸 保存料
ソルビン酸K 保存料
【た行】
ターメリック 着色料
タール色素 着色料
ツヤプリシン 保存料
TBZ 防カビ剤
トラガントガム 増粘安定剤
【な行】
二酸化硫黄 漂白剤
二酸化チタン 着色料
【は行】
パラベン 保存料
BHA 酸化防止剤
BHT 酸化防止剤
ヒノキチオール 保存料
ピロ亜硫酸K 漂白剤
ピロ亜硫酸Na 漂白剤
プロピオン酸 保存料
プロピオン酸Ca 保存料
プロピオン酸Na 保存料
プロタミン 保存料
ポリリジン 保存料
【ま・や・ら行】
緑3(緑色3号) 着色料
硫酸第一鉄 発色剤

加工肉の購入時の選び方

・原材料表示がシンプルなもの。(添加物が少ない)

・原材料表示の最初の方に糖類が記載されていないもの。
(甘さで味をごまかしていない)

・最低でも保存料の「ソルビン酸K」が入っていないもの。
(ソルビン酸Kと発色剤の亜硝酸塩が混ざると発がん物質ができると言われている)

・原材料にビタミンCの表示があるもの。
(ビタミンCは発色剤の害を減らします)

・「無塩せき」の表示があるもの。
(発色剤が入っていない。比較的添加物も少ない)

安全に食べる方法

ハムやベーコンは50度くらいのお湯の中で10秒ほど湯ぶりします。

これで添加物がお湯に溶け出し減らすことができます。

味にもそう影響はありません。

炒めたりするときは、食感をそれほど気にしなくていいので、

1分ほど湯に通します。さらに安心です。

ウィンナーの場合は表裏合わせて、

6本以上の切れ目を入れてお湯に1分ほどくぐらせればOKです。


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