以前がんの早期発見に有力な判別方法で、体長1ミリほどの線虫を使い、
1滴の尿から95.8%の確率でがんの有無を識別できる診断方法を紹介しました。

がんの早期発見のための画期的な診断方法とは?

発案したのは九州大学大学院理学研究院の廣津崇亮氏です。

今年の1月にバイオ産業に力を入れる福岡県が、
廣津の研究と実現のために設立する予定のベンチャー企業へ
財政支援を行うことが決定しました。

線虫の嗅覚を用いたがん検診は、
従来の検診で見つけられなかったステージ1などの早期がん患者の尿にも
強い反応を示し、大腸、肺、胃、乳、子宮の5大がんを含む
十数種類のがんの検出が可能になる見込みです。

その中には難しいとされてきた膵臓(すいぞう)がんも含まれています。

しかも、診断結果が出るまで約1時間半程度で、
料金も数百円で調べられるそうです。

現在、カプセル内視鏡の検査とかありますが、
料金が何万円もしては意味がありません。

さらに尿検査や妊娠検査薬のように、
家庭で気軽にがん検査が行える安価な検査キットがでることも見込んでいるとのこと。

2013年の厚生労働省の調べでは40~69歳男性の胃がんの検診受診率は45.8%、
肺がんが47.5%です。

半数の人が受診をしていないのが現状です。
しかし「安くて早い」まるで牛丼のような線虫検査が実現されれば、
受診者も増え、がんの早期発見、しいては大勢の命を救うことになるでしょう。

当初は「10年程度で実用化を目指す」ということでしたが、
今は3年以内の目標に変わっています。

これほど待ち遠しいことはありません。

 


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