1月に起きたカレーハウスCoCo壱番屋の冷凍ビーフカツ横流し事件は
今の食品業界の闇が少し露見したように思います。

その後の調べでCoCo壱番屋のカツ4万枚以外にも、
味噌や冷凍食品のフライドポテトなど約108品目の横流し品がありました。

しかし、みのりフーズの社長の開き直ったコメントを聞いても分かりますが、
自分たちが悪いとは全く思っていない。

本心でも「ヘマしちゃったな」くらいにしか思ってないでしょう。

今回のようなことは露見していないだけで、
他にも多くあることが実態だと思います。

 

日本は食品ロスが年間500万トンから800万トンもあり、
品質管理の厳しさを理由にする人もいますが、そういう問題ではありません。

人として、企業としてのモラルの問題です。

いい大人が自分の利益のために、やっていいこと
悪いことの区別がつかなくなっています。

しかし、今回の廃棄カツの横流しで80万円の利益を不正に得た廃棄業者のダイコーの罪上は
「廃棄物処理法29条の虚偽報告違反で6カ月以下の懲役、または50万円以下の罰金」で
罪としては非常に軽いものです。

そこにも、問題があるのかもしれません。

 

食品安全研究所の河岸宏和氏の話では、
通常は商品ごとに印刷されている消費・賞味期限も横流しされた廃棄商品の場合は
ダンボールに印刷かシールで貼られているだけのケースも珍しくないそうです。

食品衛生法では、最終加工した日が製造日と定義され、
解凍日やラップ詰めした日など業者の都合によって再設定ができることになっているので、
賞味期限を自由に変更が可能です。

賞味期限の変更自体は違法ではありません。

少し変色したレバーを安く買い取って保存料につけて販売する焼肉店や
スーパーでは精肉、鮮魚をラベルの張替えで賞味期限を延ばし、
それでも売れ残ったら惣菜用に使うことが暗黙のルールになっているところもあるといいます。

この惣菜に賞味期限切れの精肉、鮮魚を使用しているスーパーは
僕も知っていますが、個人的には全国でもかなりの数があるのではないかと思っています。

 

CoCo壱番屋の冷凍ビーフカツは通常1枚350円のものが横流しで80円で販売されていました。

だれでも飛びつく価格ですが、「安さが全て」の考えは、
きれいごとではなく、最後には必ず身を滅ぼします。

信頼と安全性は自分の目で見極めるしかないのですから。

 


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